村娘之図/岸田劉生(1891-1929)
Girl of the Village/Ryusei Kishida 制作年 1919年 画法 木炭、パステル、水彩、紙 サイズ 40.3×31.5 ㎝ 文明開化の時代、新聞記者、事業化として名をあげた岸田吟香を父に、東京銀座の、いわゆるハイカラな家に生まれました。190...
ディエゴの胸像/アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)
Bust of Diego/Alberto Giacometti 制作年 1957年 画法 ブロンズ サイズ 61×33×23 ㎝ 二十世紀を代表するジャコメッティは、後期印象派の画家を父として、スイスのボコノーヴァに生まれ、1922年、パリに出て彫刻家のアントワーヌ・ブ...
活気ある休息/ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)
Animated Repose/Wassily Kandinsky 制作年 1923年 画法 油彩、カンヴァス サイズ 58.5×70.2 ㎝ モスクワに生まれたカンディンスキーは、モスクワ大学で経済、法律、政治を修めますが、1895年、同地ではじめての印象派展でモネの「...
阿修羅/奥谷 博(1934- )
Ashura/Hiroshi Okutani 制作年 1988年 画法 油彩、カンヴァス サイズ 130.7×162.2 ㎝ 日動画廊では新しい若い作家の発掘する公募展「昭和会」が1966年に立ち上がりました。奥谷博は、その「昭和会」の第一回の受賞者でした。高知県宿毛市に...
黒田清兼像/黒田清輝(1866-1924)
Seiki Kuroda/Portrait of Kuroda Kiyokane 制作年 1907年 画法 油彩、カンヴァス サイズ 81.1×65.4 ㎝ この肖像画のモデルは黒田清輝の実父、清兼です。薩摩国鹿児島城下に生まれた黒田は、五歳で伯父、清綱の養子になりました...
女/萩原碌山(1879-1910)
Rokuzan Ogiwara/ Woman 制作年 1910年 画法 ブロンズ サイズ 98.0×60.0×56.0 ㎝ 長野県安曇郡東穂高村に農家の末子として生まれ、本名を守衛といいます。17歳の頃、芸術文化を愛する三歳年上の女性、相馬黒光に出会って感化されました。1...
原の城/舟越保武(1912-2002)
Yasutake Funakoshi/Harano-Jo Castle 制作年 1971年 画法 ブロンズ サイズ 197.0×60.0×37.0 ㎝ 舟越は岩手県に生まれ、1939年、東京美術学校彫刻科を卒業しました。17歳で敬虔なクリスチャンであった父を亡くし、自らは3...
風景/村山槐多(1896-1919)
Kaita Murayama/Landscape 制作年 1915頃 画法 コンテ、紙 サイズ 48.0×64.0 ㎝ 早熟で十代からシャルル・ボードレールやアルチュール・ランボーらフランスの詩人の作品を読み耽り、詩作もよくしました。上京して日本美術院の研究生として絵を学び...
横顔の女/オディロン・ルドン(1840-1916)
Odilon Redon/Woman in Profile, from the left 制作年 1900年頃 画法 パステル、紙 サイズ 49.5×36.0 ㎝ 1840年フランス、ボルドーに生まれました。幼年時代は近郊のペイル=ルバードに里子に出され、孤独の中、音楽とデ...
大きな勝利のヴィーナス / オーギュスト・ルノワール (1841-1919)
Pierre-Auguste Renoir/Venus of the Great Victory 制作年 1915-16年 画法 ブロンズ サイズ 187.9×127×95cm 《泉のそばの少女》(1887年制作、当館蔵)を描いた翌年、ルノワールの名声は名実ともに不動のもの...
ピエール・ボナール/室内の裸婦(1867-1947)
Pierre Bonnard/Standing Nude in an Interior 作年 1912年頃 技法 油彩、カンヴァス サイズ 96×38.6㎝ ボナールの縦長の「裸婦」としては早い時代の作品です。作品の隅々にカラフルな色が散りばめられています。「裸婦」はボナー...
ポール・セザンヌ/聖アントニウスの誘惑(1839-1906)
Paul CÉZANNE/Temptation of St. Antony 作年 1874年 技法 油彩、カンヴァス サイズ 24.1×33.4cm 1839年、フランスのエクス=アン=プロヴァンスに生まれ、1906年、同地で亡くなりました。1861年、パリに出てアカデミー...
金山平三/下諏訪のリンク(1883-1964)
Heizo Kanayama/Skating Rink in Shimosuwa 作年 1922年 技法 油彩、カンヴァス サイズ 60.5×75.5cm 1912年に渡欧すると、パリに拠点にヨーロッパを巡り、伝統的な絵画技法を学びました。1915年に帰国し、翌年から文部省...
青木繁/二人の少女(1882-1911)
Shigeru Aoki/Two Girls 作年 1909年 技法 油彩、カンヴァス サイズ 60.5×45.5cm 青木繁の父が没すると経済的に逼迫する中で家族と衝突し、1908年10月以降は、熊本や佐賀など九州各地を放浪しました。1909年7月には、佐賀に住む少年時代...
五姓田義松/人形の着物(1855-1915)
Yoshimatsu Goseda/Doll's a Dress 作年 1883年頃 技法 油彩、カンヴァス サイズ 151.5×115.6cm 五姓田義松は、初代五姓田芳柳の次男として江戸に生まれ、十一歳から横浜で、イギリス人の画家で漫画家のチャールズ・ワーグマンに洋画の...
藤島武二/日の出(1867-1943)
作年 1931年頃 技法 油彩、カンヴァス サイズ 33.7×45.5cm 1928年、藤島は、皇太后より昭和天皇の即位を祝い、宮中御学問所を飾る油彩画制作を拝命しました。旭日の風景を描くことに決めると、ほぼ10年にわたり、国内から台湾や蒙古など海外にまで足を伸ばし、193...
佐伯祐三/パリの街角(1898-1928)
作年 1927年 技法 油彩、カンヴァス サイズ 52.0×64.0cm 三十歳の若さで、フランスで客死した大阪出身の画家です。1923年に東京美術学校を卒業し、翌年フランスへ渡りました。フランスに滞在していた1924年1月から1926年1月までの間に、画家の里見勝蔵に紹介...
鮭図 / 高橋由一 (1828-1894)
制作年 1879-1880年 技法 油彩、板 サイズ 85.9×24.6cm 高橋由一は、1877年(明治10)前後に集中的に鮭を描いたといわれています。それまで、絵画のモチーフとして考えられていなかった鮭でしたが、由一に傾倒した多くの画学生が、この主題に取り組みました。そ...
舞台の袖の踊り子 / エドガー・ドガ (1834-1917)
制作年 1900-05年頃 画法 木炭、パステル、紙 サイズ 80×105cm ドガは「踊り子」の画家として広く知られています。彼がこの主題に真剣に取り組むようになるのは40歳の頃でした。劇場に足しげく通い、舞台、舞台の袖、楽屋踊り子たちの生き生きとした一瞬の姿をとらえて描...
泉のそばの少女 / オーギュスト・ルノワール (1841-1919)
制作年 1887年 画法 油彩、キャンパス サイズ 41×32.5cm 《泉のそばの少女》は印象派の画家ピエール・オーギュスト・ルノワールの、46歳の頃の油彩画です。 その制作時からさかのぼること23年前、ルノワールは1874年の第1回印象派展に作品を出品しました。このとき...
ヴェトゥイユ、水びたしの草原 / クロード・モネ (1840-1926)
制作年 1881年制作 画法 油彩、キャンバス サイズ 61.7×74cm 《ヴェトゥイユ、水びたしの草原》は、印象派を代表する「光の画家」、クロード・モネが、ヴェトゥイユに住んでいたときに制作した作品です。 ヴェトゥイユは、パリから北西に約50キロ、セーヌ河の湾曲部にある...
サン=レミの道 / フィンセント・ファン・ゴッホ (1853-1890)
制作年 1889-90年 画法 油彩 サイズ 33.5 x 41.2cm オランダの画家。1853年、北ブラバント州フロート・ズンデルトに生まれ、1890年、パリ郊外オーヴェール=シュル=オワーズで歿。牧師の子。初め画商の雇人として働き、やがて宗教的情熱に燃えて伝道師となり...